院長紹介・スタッフ紹介

院長あいさつ

2022年4月1日より日本橋メンタルクリニックの院長に就任いたしました、林秀紀です。

前院長である小澤公良先生には引き続きしばらくの間は、診療及び御指導をお願いしております。
私自身はこれまで総合病院、精神科単科病院、都市部の精神科クリニックなどで勤務し、地域医療、身体合併症、精神科救急、司法精神医学などを経験してきました。診療と並行して産業医活動も継続し、働く人々の心と体の健康管理や職場環境の改善や調整に尽力してきました。
小澤公良前院長からこれまで直接指導を受けた事ははございませんでしたが、私が尊敬する偉大な先輩であります。私が当院を引き継がせて頂く理由の一つは治療方針や見方、考え方が近いと言うことがあります。

これまでの小澤前院長の治療方針を踏襲し、長年築き上げてこられた伝統や実績、患者様との信頼関係を最大限大切にしながら、丁寧かつ誠実な診療を心がけて日々精進して行く所存です。
至らぬ点も多々あるとは思いますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

院長 林 秀紀

略歴

平成15年3月 千葉大学医学部卒業
千葉大学医学部附属病院初期研修医
千葉大学医学部附属病院精神神経科医員、鉄蕉会亀田総合病院 心療内科・精神科
同和会千葉病院 精神科医長、同仁会木更津病院 精神科、静和会浅井病院 精神科医長、碧水会長谷川病院、草思会錦糸町クボタクリニックなどで勤務経験がある。
診療と並行してこれまで約10社の産業医勤務歴がある。

資格

精神保健指定医
日本医師会認定産業医
日本精神神経学会精神科専門医・指導医
日本認知症学会専門医

開業した理由

働かれている方々の心と体の健康を守り、また社会にも貢献したいと言う気持ちが一番にあります。
産業医として、また日常診療においての主治医として、双方の立場でこれまで努力し研鑽を重ねてきました。
ですが、企業内部で心の問題を気軽に相談できる環境作りや外部の精神科医や心療内科医など心身の健康の専門家との連携と言った面では時として困難な面もあります。
また都内には数多くのクリニックがございますが、診療の質に関しては玉石交合です。
私の好きな映画の一つの中で「危機に瀕した際に、愚者は壁を作り、賢者は橋をかける」と言う有名なセリフがあります。
当院では質の高い医療を心がけ、また企業との連携面にも注力し、ストレスや心の問題などで悩まれている方々と社会とをつなぐ架け橋になりたいと考えております。

診療で大事にしていること

まずは「見立て」を大事にしています。「見立て」とは診断に近い概念ですが、単に診断基準に当てはめて〇〇病だということではなく、その人の問題の本質がどこにあるのか、どうやって改善していくことが出来るのかを描き出すことです。。
次に大事にしていることは、「説明」です。どういう問題で、どうすれば解決できるのかを詳しく話します。このため、初診はどうしても時間がかかります。
最後に「患者さんに医療から卒業していただくこと」を大事にしています。そのために、薬なら最初から止めることを見据えて選びます。ベンゾジアゼピン抗不安薬や睡眠薬は依存性があるため、できるだけ処方しない、使うとしてもできるだけ短期間になるように心がけています。また、患者さんが自分の問題を自分で解決していけるように援助して「医療に依存しない」ことを目指しています。

個人的なこと

個人的なこと:映画鑑賞、読書、歴史、時代劇、漫画、アニメ、スポーツ鑑賞、筋トレやランニング(最近はサボりがちです)が好きで、時々ゲームもしています。。

日本橋メンタルクリニック
院長 林 秀紀

臨床心理士紹介

臨床心理士とは

臨床心理士とは、文部科学省認可の「(財)日本臨床心理士資格認定協会」の指定する大学院を修了し、認定試験に合格した者に付与されるカウンセラーの専門資格です。
臨床心理学を基盤にしながら、人の悩みを解決するための援助を行う心理学の専門家であり、医療業界だけではなく、企業や学校など幅広い領域で活躍しています。

当院の臨床心理士が行なっていること

インテーク面接

初めて当院を受診された患者さんと、医師の面接をし、症状や困っていること、問題が生じるまでの経緯を整理します。時間は30分程度です。

心理検査

患者さんが言葉として表現できない気持ちや、医師の問診からは把握できない特性を心理検査により様々な角度から明らかにし、自分を理解する際の客観的なデータとして参考にします。 知能検査、性格検査、投影法、職業適性検査などがあります。

心理面接(カウンセリング)

患者さんの抱えている問題を客観的に把握し、これまでの人生や、問題となっている出来事を一緒に振り返ります。その中で、気持ちの整理をしたり、考え方の修正をすることで、問題を解決できるよう話し合っていきます。

対人関係療法

対人関係療法は、『自分の気持ちに影響を与える重要な他者(家族や交際相手など)』との関係性に焦点をあて、その関係のパターンに変化を起こすことにより、自信を回復し、自尊心を高めていく ことで病気を治していく治療法です。対人関係療法による治療は、効果が長く維持されることが臨床研究から確認されており、うつ病の ほか、摂食障害やトラウマ体験にも長期的に良好な効果を及ぼすことが確かめられています。

アサーショントレーニング

人とのコミュニケーションが上手くいかずストレスをため込んでしまう、相手を傷つけてしまう、など上手に自分を表現できない方のために、コミュニケーションのこつを身に着けるトレーニングです。

認知行動療法を用いたトレーニング

不安や落ち込み、怒り、恐怖などの感情は、元々、自分の中にある偏った考え方が習慣化されて引き起こされている場合が多くあります。感情のコントロールや、ストレス耐性を強めるために、 偏った考え方(認知)や癖を修正し、バランスのとれた考え方ができるよう、認知行動療法を身に着けていただくトレーニングです。

心理教育

同じ悩みや、病気をもっている方に集まっていただき、数回に分けて、病気への理解や、克服するポイントなどをカウンセラーと臨床心理士を中心に話し合い、進めていきます。
※募集は随時、院内に告知いたします。原則として、当院に通院中の方が対象となります。

料金

心理面接(カウンセリング) 60分まで 4,000円
各種トレーニング 60分まで 4,000円

※(これらは、医師の治療の補助として行われ、保険内ですが、別途「予約料」として上記の金額がかかります)
心理検査:種類によって料金が変わります。詳しくはお問い合わせください。

※2019年4月からの料金を表示しています。

問い合わせ・ご予約

当院まで直接お電話ください。

臨床心理士【壬生 玲】ごあいさつ

私は、一般企業での就労経験を経たあと、臨床心理士になりました。現代社会においては、業務量の増大や成果主義の浸透、雇用形態の多様化により、働く方に大きな負荷がかかっています。ごく普通に働いてこられた方であっても、過重労働や対人関係の悪化などのストレスにより、ご自身で抱えることが難しい程の辛さを感じることがあると思います。なかには、それらの辛さから、日常生活に支障が出るほどの症状が出る方もいらっしゃるでしょう。

心療内科の門を叩くことは、多くの方にとって、少なからず勇気の要ることなのではないかと思います。しかし、ほんの少し勇気をもって、一歩を踏み出すことで、苦しさを軽減できる可能性があります。

カウンセリングでは、相談にいらした方の思いや考えを尊重しながら、ご自身で納得できるような解決方法を、一緒に考え見つけていくお手伝いをさせていただきます。悩みや不安は人それぞれ。丁寧にお話を聴かせていただき、患者様に寄り添いながら面接を進めていきたいと思っております。ご不明・ご不安なことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

壬生 玲

TEL:03-3243-2772
ご予約方法はこちら
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